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瞑想ってすごい!って聞くけど…そもそも瞑想って?

グーグルやアップルなどのトップ企業が研修で取り入れたり、スティーブ・ジョブズも実践していたことなどから、日本でも瞑想は広く一般に広がりましたよね。

この記事では、そもそも瞑想ってなんだろ?という人にむけて、瞑想の恩恵について紹介していきます。

瞑想の歴史

瞑想には、数千年の歴史があります。

もともとは宗教的な実践の中で広がってきたので、瞑想と聞くと宗教的なイメージや、怪しい…と思う方もいるかもしれません。

インドのヨガや仏教などが起源といわれ、世界四大文明の一つ、インダス文明の壁画に座禅をしている人の姿が刻まれているそうです。

少なくとも紀元前2600年ごろから、宗教的な実践として行われてきたと考えられています。

それから、仏教、禅宗、チベット仏教、キリスト教、イスラム教、道教、ヨガなどなど、さまざまな形で広まってきました。

そして、1970年代に入ると瞑想は科学的に研究されるようになり、瞑想がどのように人々の役に立つのか、なぜ効果があるのかについての理解を広げ続けています。

 

数千年前から実践されている瞑想ですが、テクノロジーが発展した現在も注目されているってすごいですよね!

 

瞑想をするとどんなメリットがあるの?

一般的に、瞑想をする人には次のような効果が現れやすいと言われています。

不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が軽減する。

思考力、集中力、問題解決能力が向上する。

感情的な問題に適応し、克服する能力が向上する。

心の健康は体の健康に強い影響を与えるため、こうした効果は睡眠、高血圧、心臓機能などの改善ももたらすことが多い。など

 

瞑想はなぜ効果があるの?

脳内には、何十億ものニューロンという細胞があり、電気的な信号を使って、情報を伝達する役割を果たしています。

ひとつのニューロンが何千もの他のニューロンとつながり、ネットワークが形成されます。

そのネットワークが脳の機能や活動の基盤となっていて、学習、思考、感情などのプロセスに関わっているのです。

複数の研究によって、瞑想を定期的に行っている人の脳の構造にはある違いがあることがわかってきました。

ニューロンがより多く互いにつながり、そのつながりがより強くなっているのです。

つまり、脳機能が高まり、より健康で、加齢による機能低下が現れにくいということです。

また、恐怖や怒り、悲しみのようなネガティブな感情に対し、処理する能力も高まるそうです。

 

瞑想のやり方は?

瞑想には様々な形があるので、正しい方法というのはひとつではありません。

でも、専門家が瞑想のやり方を分析した結果、様々な瞑想の形の中にも共通するプロセスがあることがわかっているので以下を紹介します。

身体中心の瞑想

これはセルフスキャニングと呼ばれることもあります。体全体で感じられる身体感覚に集中する瞑想です。

 

感情中心の瞑想

特定の感情に集中する瞑想。例えば、どうすれば他人に親切になれるか、何が自分の人生を幸せにしてくれるかに集中するなど

 

マントラ瞑想

この瞑想では、特定のフレーズや音を(声に出すか頭の中で)繰り返し、それに集中します。

 

動きを伴う瞑想

これは、呼吸に集中したり、呼吸を止めたり、歩くなどの特定の体の動きをすることに集中して瞑想します。

 

マインドフルネス瞑想

このタイプの瞑想では、心をさまよわせたり、過去や未来のことを心配したりするのではなく、今起きていることに意識を向け続けます。

身体中心の瞑想と同じようなアプローチで、身体全体で感じることを土台にして、周囲の世界に意識を向けることもできます。

 

視覚ベースの瞑想

この種の瞑想では、目に見えるもの(目で見るか、心的イメージに集中する)に集中します。

 

瞑想はどのように始めればいい?

瞑想にはさまざまなやり方があるので、どの形が自分にとって役に立つのか、習慣としてとりいれられそうなのか、自分の好みに合うのかということを見つけていくのが大切です。

まずは、どんな瞑想法があるのか調べてみることは、瞑想を選ぶために良い第一歩になります。

図書館や書店でも瞑想に関する本がありますし、ネットで検索してみると選ぶヒントになる情報もたくさん掲載されています。

最近では、医療機関が行っている瞑想プログラムなどもありますので、そういったところに参加してみるのもいいかもしれません。

また、YouTubeや瞑想アプリなどを利用して、まずは体験してみるのもおすすめです。

 

どうしたら習慣化できる?

・自分の好みを知る

朝に瞑想するのが好きな人もいれば、夜に瞑想するのが好きな人もいます。

自分にとって一番いい時間を選んでください

 

・時間を作る

一日の中で瞑想の時間を確保し、日課にしましょう。

定期的に瞑想を行うことが、瞑想から最大の効果を得る秘訣です。

 

・環境を整える

瞑想は、静かで落ち着ける快適な場所で行うのが一番です。

座って行う瞑想もあれば、横になって行う瞑想もあります。

歩く瞑想もあるので、気に入った公園やハイキングコースを見つけるのもよさそうです。

 

・勇気を出して助けを求める

瞑想がなかなかできないのは、あなただけではありません。

対面でもオンラインでも、リソースを探すと、近くに瞑想のインストラクターやクラスが見つかるかもしれません。

瞑想に熱心な人はたくさんいて、意見をくれるでしょう。

経験者はあなたと同じ壁でぶつかり、乗り越えるための方法を知っているかもしれませんよ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

瞑想には現代科学に裏打ちされた効果が確認されています。

すぐには実感できないかもしれませんが、日々の習慣として少しずつ取り入れ、瞑想の恩恵をぜひ感じてみてください。

お風呂に入って体を洗う、頭を洗う、歯を磨くなど、私たちは毎日身体をクリアにすることは欠かしません。

同じように、一日5分でも瞑想をして、心をクリアにすることを日常にとりいれてみませんか。

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